歴史と文化の会と山野草同好会の活動 171030

2017.10.30

とよなか ・ 歴史と文化の会
豊中市民山野草同好会

「ボランティア・同好会の活動は私の生きがい」

倉垣興治郎さん(78歳)

 


平成29年10月22日(日)「とよなか・歴史と文化の会」の運営スタッフとして「原田しろあと館」を拠点にボランティア活動をされている、倉垣興治郎さんをお訪ねしました。

「とよなか・歴史と文化の会」は、「原田しろあと館(原田城址・旧羽室家住宅)」の保存と活用、および市内の遺跡や文化財のガイドを行っているボランティア団体です。

 

〇 原田しろあと館


 

― 豊中市にお城があったことをご存知無い方も多いかと思いますが。

「阪急曽根駅から西へ5分ほどの所に原田城がありました。城は小規模でしたが土塁と幅の広い堀があり、現在築山(*注*人工的に作った山)となっているのが当時の土塁跡です。戦国時代には織田信長に謀反した荒木村重討伐の為、織田方の武将古田織部と中川秀清が在番し築いたものです。」

 

― 倉垣さんが「豊中・歴史と文化の会」にかかわられたのはいつからですか?

「阪神淡路大震災のあと、原田城址が豊中市指定史跡に、旧羽室家住宅が国登録有形文化財となり、「原田しろあと館」での活動が始まったころから関わるようになりました。「原田しろあと館」の案内だけでなく、豊中の古文書を皆さんと一緒に勉強したり、「町歩きガイド」として豊中市の歴史のある史跡を紹介しています。また、豊中市を南北に通る、「能勢街道」のガイドもしています。」

 

お話をきいていると、倉垣さんの頭は歴史の宝箱のようでした。

 

〇 原田しろあと館を案内する倉垣さん。


 

― 同好会として活動している、山野草の会についてもお聞きしました。

「現役の頃は工学部を出て機械の設計・整備の仕事をしていました。秋田県の山地に仕事で行った時に、山地に自生する花をもらい育てたことから、山野草に興味を持ちました。

今は豊中市に生息する野草が少なくなっています。緑地が住宅地になったり・整備されて刈り取られたりすることで減少していく状況をさびしく思い「豊中市民山野草同好会」に所属して、家庭で育てふやしています。

 

野山に野草を求めて出かけるのですが、決して取りに行くのではありません。見に行くのです。その花の咲いている場所の状態や土の様子など観察し、家庭で育てるときの環境を近づける為に観察に出かけます。うまく花が咲くことより育てる過程が大切であり、また楽しいのです。

「豊中市民山野草同好会」では月1回例会をしています。草花が相手ですので、和やかな雰囲気になります。楽しい集まりです。」

 

 

〇 豊中市立中央公民館での「豊中市民山野草同好会」の展示会


 

歴史も自然も、あとに残す大切なものです。

昭和14年生まれの倉垣さんはとてもしっかりした足取りで「あとにつなぐ道のり」を歩いておられます。

 

特定非営利活動法人 とよなか・歴史と文化の会HP

 


取材:2017年10月 和仁古 洋

発行元:とよなか生涯現役サポートセンター “Sサポ”

TEL:06-6152-7662