内職のおしごと [集まって楽しく、と言う言葉にひかれて] 180614

2018.06.14

シニアワークセンターとよなか

「集まって楽しく内職をする会」

Tさん(76歳)

 


 阪急庄内駅から西へ20分ほど歩いた猪名川支流の緑地帯沿いに島田会館があります。シニアの新しいチャレンジを応援する「シニアワークセンターとよなか」が運営する「集まって楽しく内職をする会」の作業場所「内職ひろば 島田」を訪ねTさんに話を伺いました。

 

〇 内職作業の他、リーダーとして当日の段取りや準備・片付けなどの業務も担当しています。


 

―内職ひろばに参加されたきっかけは?

 「子育てに引き続いて主人の介護、そのあとのあっという間の1年、気が付くと一人ぼっちに。このままでいいのかな?もう一度外に出て誰かの為に出来る事はないのかな?と思っている時、『集まって楽しく内職を…』という『広報とよなか』に載っていた言葉にひかれ、内職ひろばに参加する事になりました。」

 

 明るく楽しいTさんは仕事をテキパキこなし、7~8名のシニアの方が働く「内職ひろば島田」のリーダーです。職場を笑いとおしゃべりの渦にまきこんでいます。話題は時事問題から芸能界までなんでも。皆さん賑やかですが、手もとは確かです。幅1cmにも満たない断熱材にまっすぐに両面テープを貼ります。手袋は細かく丁寧に検品していて、さすが日本製といわれる値打ちかな、と思いました。

 

〇 この日の作業は、断熱材の両面テープ貼りと手袋の検品作業でした。


 

 ここに来られる方は40代から70代までと幅広く、毎日来られる方も都合のつく時間に来られる方もおられます。ベテランの方もゆっくり丁寧な方も、自分のペースで働きます。そして作業終了時刻の16時近くになった時の話題は、今日の夕食の献立です。「とても参考になります。」と保育士出身のYさんの笑顔が素敵でした。皆さんお話を伺う間も手は止まりません、さすがです。

 

〇 検品した手袋をきれいに重ねます。


 

―内職ひろばの良いところはどこですか?

 「家でする内職は自由な時間に作業できるという良さがあります。でもみんなで集まっての作業は笑いあり、おしゃべりありで、ストレス解消できます。」

 

 新しく参加した方もこの雰囲気に巻き込んでいくのは、Tさんの飾らない性格と、いつも皆の事を第一に考えているからでしょう。

 ここは確かに自分の居場所を見つけられる、そんな場所でした。

 

「内職ひろば」についてはこちら


取材:2018年5月 中村 由里

発行元:とよなか生涯現役サポートセンター “Sサポ”

TEL:06-6152-7662