「放課後こどもクラブ」の指導員 [子どもたちから元気をもらっています] 181227

2018.12.27

「放課後こどもクラブ」の指導員 刀根山小学校

「学童保育の仕事」

Uさん(56歳)

 


 

 阪急蛍池駅から5分ほど歩いたところにある刀根山小学校の「放課後こどもクラブ」指導員として働いているUさんを訪ね、話を伺いました。「放課後こどもクラブ」は、豊中市が行なっている学童保育事業です。放課後に帰宅しても保護者が仕事等で家庭にいない4年生(支援学級・学校在籍児童は6年生)までの小学校児童を対象に、豊中市立の小学校41校で開設されています。

 Uさんの勤務は月曜~金曜の午後1:00~5:30(土曜日も時々勤務)。夏・冬・春の長期休み期間は朝~夕方までの勤務(始業および終業時間はシフトにより変動)です。

 刀根山小学校の放課後こどもクラブは受け入れる子どもの数が多く、A・B・C組の3クラスがあります。1クラス40~70名の子ども達を5人の指導員でみています。UさんはB組「ひまわり」の指導員のひとりです。子どもの見守りや遊びの指導、おやつの準備などを行なっています。

 


〇 こどもクラブ入口付近の掲示板前にて。クリスマスツリーの飾りはUさんが作りました。


 

―この仕事を始めたきっかけは何ですか?

 「子どもが手を離れてから18年間、デパートで働いていました。そこを退職し新しい仕事にチャレンジしたいと思っていたとき、“Sサポ”主催の「子育て支援の仕事説明会」に参加したことをきっかけに今の仕事に出会いました。

 何と言っても子どもが好き、人と接するのが好きな私です。しかも自分が子育てをしてきた経験がこの仕事に活かせます。最初は3ヶ月間限定の夏季指導補助員として始めたのですが、とても楽しく子ども達からは元気をもらえました。さらに自分も成長でき、自己実現のためにもこの仕事を続けたいと思い、期間終了後も継続して指導員として働いています。今は臨時職員のため、これからも長く続けていけるように試験を受けて、常勤を目指そうと思っています。」

 とても前向きな言葉から今の仕事が充実しているのが感じられました。

 

―何か困ったこと、大変なことはありますか?

 「困る事はありません。仕事はとても楽しいです。喧嘩をする子どもももちろんいますが、それもまた子どもの可愛いところです。おとなしくてあまり話をしなかった子どもでも、一緒に工作をして出来あがると楽しそうにしてくれます。その作品を見たお母さんも放課後こどもクラブでのわが子のいきいきした様子が想像でき、安心につながると思っています。」

 

〇 子どもたちが遊ぶ剣玉を立てる整頓箱を、他の指導員の方と作るUさん。


 

―他の指導員の方にも「放課後こどもクラブ」について話を伺いました。

 「春は新しい子ども達を迎え、気を配る事が多いです。夏は元気な子ども達との外遊びは体力勝負です。雨の日や今年のように暑すぎて外に出られない夏の日、この教室で一日過ごすのは大変な事です。ゲームをしたり、紙芝居を見せたり、お昼寝させたり…。」

 子ども達の楽しい一日のために、指導員の方々の努力は大変なものだと思いました。

 

〇 子どもたちが宿題をする様子を見守るUさん。


 

取材を終えて

 共働き家庭などが増え、「放課後こどもクラブ」の重要性はますます高まっています。
 たくさんの元気な子ども達に囲まれたUさんはとても親しみやすいおねえさんという感じです。お孫さんがもうすぐ一年生とは思えない若々しさで、いきいきと活動していたのが印象的でした。

 

 

2018年5月に開催された“Sサポ”主催の「子育て支援の仕事説明会」の様子はこちら


 

*この「シニアレポート」は、いきいきと活躍するシニアを、シニアが取材した記事です。
 

取材:2018年12月 中村 由里

発行元:とよなか生涯現役サポートセンター “Sサポ”

TEL:06-6152-7662