とよなか生涯現役サポートセンター
[豊中市生涯現役促進地域連携事業推進協議会]
和菓子店のお仕事「笑顔を絶やさず働いています」191129
2019.11.29
株式会社 千鳥屋宗家 庄内店
「和菓子店での接客販売の仕事」
Tさん(63歳)
和菓子店・千鳥屋宗家 庄内店で接客販売の仕事をしているTさんをお訪ねし、話を伺いました。
―この仕事に就いたきっかけは?
「60歳すぎた頃勤めていた寿司店が閉店することになり、ハローワークで仕事を探していたところ、千鳥屋宗家の接客販売の仕事を見つけ、面接を受けて採用されました。ここで働き始めて2年8ヶ月になります。若い頃から主に接客の仕事をしていたので得意の分野であり、また接客業が好きなので毎日笑顔で明るく働いています。
和菓子店での仕事は初めてだったので、最初は商品のお包みができませんでした。けれどベテランの先輩に教えてもらい、だんだんうまくできるようになりました。」
〇 店頭で商店街を通る人に明るく声掛けをするTさん。
店舗は阪急庄内駅西側にある商店街「庄内WEST」を少し入ったあたりにあり、大変人通りの多いところです。Tさんの勤務時間は、週4日・1日5時間30分のシフト制です。
―仕事以外の趣味や楽しみは何ですか?
「趣味は車を運転し、気ままにドライブに行くことです。また猫が好きで4匹も飼っているので、毎月の餌代に給料の多くを使っています。」
〇 お客様に商品説明をするTさん。
―店長に話を伺いました。Tさんを含め、シニアの方の仕事ぶりはいかがですか?
「Tさんは接客の経験が豊富で、明るく元気いっぱいで働いていて、見習うべきところが沢山あります。庄内店の店員は40歳代1人、50歳代 2人、60歳代 3人で、シニアが多く働いています。どなたも元気よく笑顔でお客様に接しています。お客様もシニアの方が多く、シニア店員の接客に安心感や親しみを持っていただいているようです。
季節に応じて商品ががらっと変わり、四季を感じられる仕事で、また和菓子を通じてお客様と直にふれあえる、いい仕事だと思っています。」
取材当日はイベント期間中で忙しい中快く取材に応じていただき、有難う御座いました。
〇 お客様にお茶菓子でおもてなしをされているTさん。
*“Sサポ”では、シニアを積極的に採用している千鳥屋宗家単独の「仕事説明会」を行いました。2019年8月に開催した仕事説明会の様子はこちらです。
*この「シニアレポート」は、いきいきと活躍するシニアを、シニアが取材した記事です。
取材:2019年11月 松本 靖彦
発行元:とよなか生涯現役サポートセンター “Sサポ”
TEL:06-6152-7662